玲子は優しい夫と何不自由なく穏やかに暮らしていた。そんなある日、夫から部下を家に連れてくるとの電話が入る。上機嫌で帰宅した夫、その横には昔の恋人の姿。まさか知り合いだなんていうことも出来ず、胸に秘密を抱いたまま彼を泊めることに。酔いつぶれて寝てしまった夫のすぐそばで不貞を冒す背徳感に、いつもにも増して淫汁をほとばしらせてしまう玲子。心の乱れは加速し、まるでサカリのついた動物のようにお互いの身体を求め合っていく。そして荒々しく繋がる二人…。夫には何の不満も無い。ただ、ちょっとだけ…ちょっとだけ…。