由美はお世辞にもあまり出来が良いとは言いがたい女の子だ。毎度補習授業を受けさせられて、クラスメイトが帰った後も黙々と鉛筆を走らせる彼女の姿はこの教室の風物詩だ。いつものように補習授業を受ける由美だが、今日はいつもとちょっと様子が違う。彼女は猛烈な尿意に耐えながら机に向かっているのだった。尿意はとうに極限まで到達しているのだが、オツムは弱くとも根が真面目な彼女は課題を終わらせるまで鉛筆を置くことが出来ない子。何とか最後の一問を回答し、しっかりと帰り支度をしてから席を立つものの、後一歩間に合わず豪快に尿をあふれさせる。ほんとにどうしようもなくダメな子なんだ。