『セレヌス大陸』の西方に位置する平原地帯『エオス』その北方の境界線にある七つの砦を中心に、集百年にわたって行われていた同盟軍と魔軍との攻防戦は、ダークエルフの女王『オリガ』の力の衰えをきっかけにして、最終的な局面を迎えるように見えた。女神の生まれ変わりであるハイエルフの呼びかけの元、『七盾同盟』を結成し、魔軍に抵抗し続けた同盟軍は、この戦いに終始を打つため、主人公『ヴォルト』を頭とする傭兵団『黒犬傭兵団』に総力戦の前衛を依頼する。力が衰え始めた『オリガ』に『黒犬傭兵団』の猛攻を抑える手立ては無かった。側近である『クロエ』と共に囚われの身となる『オリガ』『ヴォルト』に乗っ取られた『黒の城』に、『オリガ』と『クロエ』の喘ぎ声が反響する。『黒犬傭兵団』達によって、抑えていた性欲を身体の奥から引きずり出される『オリガ』と『クロエ』苦痛にゆがむその表情が、やがて恍惚なものへと変化していき…女王、側近としてのプライドをなくした二人は、自ら男性を求めるメス豚へと成り下がる。女王『オリガ』の国を侵略した『黒犬傭兵団』ソコに拠点を移し、嘗ての同盟軍『七盾同盟』に新たに牙を向ける『ヴォルト』驚き、慌て、憤り、悲しみ…様々な反応を見せる同盟側に対して、傭兵軍団を率いる裏切りの主人公が出した宣言に、同盟側の人々は耳を疑った。国中の女たちが、訪れる不特定多数の男性たちに性的奉仕を行う『奉仕国家』の建国宣言そして、同盟側の女達は、この建国宣言が、嘘でも誇張でもないことを、その身をもって知ることになる。