帝国の皇女らしからぬ戦闘能力で、「帝国の赤き剣」と崇められるマルシュタール。溺愛する妹皇女のルナハソール共々、魔力の乏しさから、皇女とは言え、隅に追いやられるのを、その戦闘力で圧してきた。ひとえに王族としてしっかりと認めさせる為の思いが強く、また、帝国の威信を人一倍護るために努力してきた…つもりであった。ライティウス率いる雷光団のイカサマに気付いたマルシュタール。もとより妹のルナハソールのお気に入りの団を目の敵にしていたがために、団を解散させ、ついでに斬首の刑、と追い込みかけるも、イカサマとは違うと言い張るリグシオン。その行方は、決闘で明らかにすることになった。さくっと血潮を噴き上げて終わらせるものと考えていたマルシュタールであったが、実際にはさくっと倒されてしまうという結果に、今まで築き上げてきた威信が全て壊されてしまった…そして…勝った方が何でも好きなことが出来るという約束とともに迫る、リグシオンの肉棒から逃れる術はなかった…とはいっても、へっぽこマルシェ皇女。「だ、だって知らなかったのっ!だから、もういいでしょ。許しなさいよっ」皇女としての威厳はどこへやら、へっぴり腰で懇願するマルシュタールに、異様に屹立した肉棒は、その頬を叩き、むっちりと育った肢体の穢れない無垢な肉壷に、無慈悲に押し込まれていくのであった…「いたたたたー、ムリムリムリー痛い痛いー死ぬー死んじゃうーきゃー」野太い肉棒を埋められた肢体を赤く火照らせながらも、わーきゃーと喚き散らすへっぽこ感丸出しの「帝国の赤き剣」を…そっとのぞき込んでいたのは…溺愛する妹皇女であった。