X諸島の国有化をめぐる日中間の緊張状態が続く中、国内でテロ事件が起きる。解放の虎を名乗る中国の反政府勢力グループは空港内の人質を盾に、中国大統領、ホ・タイミンとの和平協定の調印を取りやめる事を要求。政府がテロリストに屈しない姿勢を見せる中、テロ対策ユニットTPOの活躍で犯人は逮捕。事件は解決したかに見えたが、犯人グループの真の狙いは空港内に貯蔵された細菌兵器だったのだ。盗まれた細菌兵器の奪還の為にTPOの捜査官、瀬名リサは現行犯逮捕された高木典久を尋問して司法取引を条件に敵のアジトを突き止める事に成功する。しかし高木の裏切りによってリサは敵の手に落ち、激しい拷問の末、体内に細菌爆弾を仕掛けられてしまう。リサを救出に来たTPOもろとも細菌ウィルスによって全滅させようとするテロリスト。果たしてリサはこの窮地から脱し、テロ攻撃を阻止する事が出来るのか。