ある日下校途中の琴乃(渡辺未優)は稲荷神社の前を通りかかり、一人の少年と出会う。琴乃は、成り行きで少年を家まで送るが、その家は数年前から人が住んでいない空き家だった…。その後、琴乃と友人達はその家で起きた陰惨な殺人事件を知ることになる…。少年はその事件に巻き込まれた被害者だったのだ。事件を知り琴乃はまだ発見されていないという少年の遺体を見つけて供養しようと行動するが、友人の有子(小林ちえ)と綾香(永瀬はるか)は肝試しのつもりで家に忍び込み、コックリさんを通じて少年の霊と交信しようとする。しかし、こっくりさんによって呼び出されたのは、殺人事件を起こした少年の母親だった…。琴乃に憑依した母親の姿に驚いた有子は10円玉から手を離してしまい、霊を解き放ってしまう…。