本当に天然ボケのいい味を出す娘でした。我々スタッフからは“ミスター”と呼ばれ、本番になってもいい感じでボケまくってました。決まったセリフを言わせると全くダメだけど自由にやらせると、こちらの予想していない事を次々とやってしまう。まさに女版“ミスター”は、みどり嬢をおいて他にいないでしょう。この娘の撮影の時だけは緊縛界の鬼才不二秋夫監督もさすがに困り果ててました。とにかくこちらのアクションに対する反応が殆どないのです。本人はやる気がない訳ではないのですが、とにかく無反応なのです。その分、不二秋夫監督の反応の方が面白く別の意味で楽しめる作品でした。とにかく甘えん坊な“こなっちゃん”。数々のギガ作品に登場し、カメラが回ると普段の甘えた姿とは想像がつかない位、変貌します。プロ意識の大変強い娘で、頭のいい娘でした…。