前作より一年後…東京で生活しているはずの宏彰から、手紙が届いた。田舎の風景写真だけが入った手紙だった。朋美は写真の風景をたよりに、宏彰を探す旅に出た。宏彰を心配する気持ち、驚かせたい気持ち、そして、鬼怒川での夜を再び…様々な感情が入り乱れたまま、朋美は家を出発した。カメラマンになる夢に挫折しかけて自分探しをしている宏彰の元に、朋美がやって来る。「ウチに帰っておいで」と言う朋美。宏彰は朋美に甘えた。宏彰が泊まっている旅館に朋美も泊まる事になり、二人は自然と肌を重ね合わせた。次の日、宏彰が朋美の写真を撮る事になった。宏彰は感情が昂ぶるのを感じた。それは今まで写真を撮ってきて感じた事のない感情だった。部屋に戻るなり、宏彰は朋美の裸を撮り始めた。感情のままにシャッターを押し続ける宏彰。朋美も感じ始め、二人はファインダー越しに愛し合った。そして、二人の行く末は……?